愛のつもり
今日は珍しく後輩の事を叱った。
こんな事言ったら教育係としてどうなんだと言われるかもしれないが、私は人を怒ったり叱ったりすることが大の苦手だ。
理由としては
●体力使うし疲れるから
●その後気まずくなるのが嫌だから
●別にそこまで目くじら立てるような事がないから
大抵の理由は3番。
普通にアドバイスをすればいいだけで怒る必要がないから。
けれども、そう悠長な事が言っていられない状況になってきた。
後輩のミスをする回数が段々と増えてきたのだ。
入社して数か月、原因は何となくわかる。
恐らくだが「慣れ」だろう。
仕事に慣れてくるとイチイチマニュアルを取り出してみるのがしんどくなるのもわかる、毎日同じ作業内容だとどこかで省略して楽したくなる気持ちもわかる、見直しなどしなくても恐らくできているだろうと過信してしまう気持ちもわかる、わかるよ。
だって私も半年前はそうだったから。
けれどその慣れてきた時期が一番怖いのだという事に気が付いてほしかった。
そろそろ時期的にも後輩には責任のある仕事を来月から持たせようと考えていた。
しかし今回大きな失敗を2つ(先方も若干巻き込んでいる)している。
なにより2件とも私は何も共有をもらっていなかったのだ。
いきなり朝から上司に「これはどうなってんだ」と言われて発覚。
私もそっくりそのままその言葉言いたいわよ。
勿論、彼女だけが悪いわけではない。私だって監督不行き届きだ。
だからこそ叱り方にはとても悩んだ、でも今回はアドバイスで終わらせてはいけないと思った。
冷静に頭の中を整理した後に話をした。
●起こしてしまった事件の内容を説明、それが今どう大変な事になっているか
●最近ミスが目立ってきている旨
●教育係である私に一言も相談なしに完結する事が多くなってきている事
●今はスピードではなくて正確さを大切にしてほしいという事
簡単にワードで書き起こしてまとめて、頭の整理を完全にしてから、後輩に伝えた。
だから叱ったけども、ほぼアドバイスに近いのかな?
でも普段言わない人間に言われたってのが堪えてるのかな、今日はそーっと帰っていったから・・・。
人に教えるって本当に難しい。
教師とか本当に尊敬するなあ(・・;)
後輩がどういう風に頭の中を整理してくるかはわからないけれども、私の言った事が頭に残っているといいなあ。叱られたっていう記憶しかなかったらどうしよ。
まあそこをなんとか一人前にするのが私の仕事ですからね、頑張りますよ。
明後日の休みを原動力にして生きるんだ私!!