部活ほど全力で出来る習い事はない
今週のお題「部活動」
最も印象に残っているのは中学時代の部活動。
小学校卒業間近の時には既に「剣道部に入ろう!!」と決めていた私は部活動見学で迷わず剣道部へ向かった。
体育館を使用しているのはバスケ部、バレー部、柔道部、そして剣道部。
剣道部は男子しか練習していなかった。
男子部と女子部があるという話は聞いていないし、今日は休みなのだろうか、でも見学会初日なのに???なんて色々思いながらも顧問の所へ。
私「すみません、女子部はお休みですか?」
顧問「女子部なんてないよ・・・ってもしかして入部希望!?」
私「はい」
顧問「一応混合なんだけど、女子部員0人なんだよねーw」
顧問の先生によると、数年前まで女子部員が何人かいたらしいが、全員同級生で卒業して以来女子は0。私の様に見学に来ても0だからと誰も寄りつかず、気付いたら完全に男子部と化してしまったとの事。
入部してからもそれはとても大変だった。
まず練習メニューが全て男性向けで作られているので、体力で着いていけない。
そして力で勝てないので、すぐ吹っ飛ばされていた。
身長の差もあっていつも頭頂部を狙われたし、防具が意味ない位にいつも怪我していた。
休みの日は女子との練習をする為に別の中学の練習に混ぜてもらったり、家では鉄アレイで背筋を鍛えたりした。
日々の努力もあってなのか、中二の終わり頃にはマラソン大会上位に入る位体力あったし、男性陣とも最後までメニューを一緒にこなせるようになっていた。
こうして私は順調にゴリラスターダムを駆け上がっていった。
でも一番辛かったのは「寒稽古」
大晦日の夜から稽古が始まるのだ。
夜の10時位に中学校へ集合してマイクロバスで会場の大学へ。
寒いし眠い、そして大学生のお兄さんたちのパワーが強すぎて痛い!!
床が冷たすぎて足の裏の感覚完全に失っていた。
私は3日しか参加していないけれども、実際には数日間寒稽古は開催されておりますので興味のある方は是非調べて参加されてみて下さい(^o^)丿
先陣切って掛け声しているのは主催大学の学生さん達です。
まだ準備運動の段階からこれだもの。夕方には意識飛んでた。
それなりに部活も楽しんで、女子部員の確保にもいそしんだ。
さすがに男性陣と同じメニューのままにしては女性部員確保は難しいので、女性用のメニューも作って自ら新入生勧誘もやったよ!!
なんとか自分の卒業前に女子部も確立できた。(今もちゃんとあるみたい)
中学生って部活に必ず入部しなきゃだし、だったら自分の一番やりたい事に挑戦するのが大事だと思うの。
両親には女子一人だわ、いつも傷だらけだわ、高い防具買わすわで迷惑かけてばっかだったけど・・・(´・ω・‘)ごめん。
ホント大人になると自動ブレーキばっかり働いてやりたい事できなくなったなあ。
久々にまた大きな何かを始めたいー。