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世渡り下手の人生

なんでもない日記です

はき違えてはいけない場所

今週のお題「私のタラレバ」

入社したてのキラキラフレッシュ新卒だったころの話。

今でこそ事務職だが、入社当時は営業職だった。
営業しかないから渋々とかではなくて、自ら志願して営業の世界に飛び込んだ。
珍しいよねーという人も多かったけれども、業界柄、営業こそが花形職だったし、何よりも自分が良いと考える物を売れるのが幸せだと考えていた。
商品の勉強も、営業スタイルの勉強も沢山したし、商品の魅力については物好きと言われるほどに興味があったので幾らでも語れた。


そして営業マンなら分かってくれるだろうか、「波」があるのを。

入社したてで、まだ日もかなり浅い頃に様々な偶然が重なって「波」が急激にやってきた。怖い位に契約になる、怖い位にアポが取れる。
私はあっという間に1位になった。

当時上長だった人は、気配りが他の方よりも少し足りないというかなんというか、周りからは「自己中」とも言われている部分があった。
確かに「私は~」「私が~」「私の~」が大体先頭に付いてたかな。

更にはこの時の上長はかなり窮地に立たされていた。
私が入社する前から度重なる違法行為、成績不振、クレーム回数等、下手すれば降格しかねない状況だった。
そこで彼は「新人教育者として優秀賞を取れれば返り咲ける」と思ったらしい。

翌日から彼の私の営業に対する口出しは多くなっていった。
「単価の低い客は切り捨てろ、処理する時間の無駄。」
「弱そうな客や自分を好いている客には高額なオプションを付けて売れ。」
「時間がない、忙しいとかは無視しろ。」
挙句の果てには私の休みや休憩時間も蔑にするようになっていく。

そして好成績を取った大型新人として上の人達は持て囃す。
「〇〇(上長)のとこの新人は凄いな!」
「次も期待しているよ!!」
上長は鼻高々、過去の悪事はすっかり消えていた。


しかし何度も言うが、営業には「波」がある。
つまりスランプだってやってくる。
特に営業スタイルに口出しされるようになってからは思うように契約に結びつかず、自分自身も無駄な焦りなどが営業に出て来てしまっていた。

勿論、上長からもかなり言われた。
「お前には期待してるんだからな」
「優秀なんだから頑張れ」
「〇〇事業所のエースなんだぞ」
等と何度も声をかけられた。
どの言葉も私には励ましや褒めには聞こえなかった。

この後、なんとか持ち直したものの、「最優秀」を狙う上長としては不服の成績みたいで、相変わらず高額の商品を~なんて言ってきた。
この頃は自分自身も何かに取りつかれたように「期待に応えなくては」と何度も何度も言い聞かせていた。
そして段々心が壊れていった。 

applelife.hatenablog.com

完全に壊れてしまった時のブログ。
この後、状況を見かねた人たちの働きかけで少しお休みを頂き、復帰時には別の営業所に移して頂いた。 

applelife.hatenablog.com

 まあ、休んでいる間に成績くすねられましたけどね(゜-゜)www



復帰後、歯に衣着せぬ物言いをする仲良し同期J子と食事へ。
この時の思考は「期待に応えられなくて申し訳ない」という気持ちでいっぱいだったのだが、そんな私に対して同期は「期待と依存は別物だろ?」と言ってくれた。
そういわれた時に初めて私は、「自分が返り咲く為のアイテムとして依存されていた」という事に気が付いた。全然気が付かなかった(・。・;←馬鹿

以来、どんなに優秀な後輩が入ってきても「優秀だから~」とか「余裕だよね」とか期待と取りづらい言葉は思っても口に出さないようにしている。
「期待と依存は別」「教育と意見の押し付けも別」「褒めるのと圧力も別」
そこは間違えないように。


もし上長が違ったら私はまだ営業が好きだったろうか。
もし程々に頑張れる子だったら上長はもっといい人だったろうか。
もしここで上長が別の人だったら、私も「期待」という名の圧力を後輩にかけたりしていたのだろうか。
もしJ子と仲良くなかったら、誰にも指摘して貰えず一人で潰れて退職していただろうか。

色々なタラレバを間に経験して、事務職へと移った。
女々しく思うタラレバもあるけれども、経験が今後先々の分岐点となったタラレバもあったので・・・・結果オーライかな。


部下に「期待」し過ぎていませんか?
「教育」する上で自分の意見ばかり優先していませんか?
言葉は想像以上に部下を縛ります。極力私も気を付けてはいるのですが、時々出てしまうので反省(´・ω・‘)

良いタラレバも悪いタラレバも自分の糧にしていきたいものです。
あ、後、先輩だからって雑用全部押し付けちゃダメだよ!
ちなみに私は明日は一番に行って掃除する予定です。

明日も一日程々に頑張ります。