中学の時に勉強しなかったくせに今更気付いた平家物語と古文の魅力
さて昨日から始めた平家物語のペン字&学習が始まりました。
1ページ学習するのにルーズリーフ1枚まるまる使いましたよ。最後の方は疲れて適当になってます。
先が思いやられる(・・;)
でもね、冒頭だけでもすごく深いし面白い!!
今回、冒頭の「祇園精舎」の語りのみ訳しました。しかし現代訳だけだとなんの話かちんぷんかんぷんなんです。
訳のまんまだと意味まで書かれてないのが辛さ、背景などわからない。
なのでその現代訳を更に調べながら学習していきました。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久からず、唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。遠く異朝をとぶらへば、秦の趙高、漢の王莽、梁の周伊、唐の禄山、是等は皆旧主先皇の政にもしたがはず、楽しみをきはめ、諌めをおもひいれず、天下のみだれむ事をさとらずして、民間の愁ふる所をしらざりしかば、久からずして、亡じにし者どもなり。
現代訳は余裕でした。意味不明だけど。
意味を紐解きつつペン字、一行ずつパソコンやら辞書で調べました。
祇園精舎って何?
要はインドのお寺です。スダッタという人物が釈迦のために建設しました。そしてこの寺院建設において、木樹などを援助してくれたジェーダ太子と孤独な者を救う為に活動したスダッタ双方の事を合わせた名前「祇樹給孤独園精舎」、そこから祇園精舎だったのですね(^∇^)
是非実物も拝みたい!!
ちなみに沙羅双樹はインドの木です
朝咲いて夜散ってしまうその儚さから例えに使われた模様
なるほどーと1人で納得、しかしここからが長くなってしまいました。
このスダッタという人物が住んでいたコーサラ国とはいかなる所なのか。
というのもですね、この間手塚治虫のブッダをロードショーで観てハマってしまったのですが、その舞台でコーサラ国が出てくるのです。(観ている人はきっと分かってくれる)
読み解いてるうちにまさかコーサラ国が出てくるなんて思わなかった(ノ)・ω・(ヾ)
でも残念ながら詳しい文献なしです。
少し詳細を書いて下さっている方はいました
今度図書館行ってみよう。
しかも1ページこれだけ時間かけて遠回りしてまで現代訳したのに結論は。
この家あっと言う間に滅びちゃったんだよねー、その略歴書いてくね☆
位軽い事でした。
だって沙羅双樹〜をあらはす。も、おごれる人〜夢のごとし。も、たけき者も〜塵に同じ。も要は、全て永遠じゃないし、はかないものなのよーって事なので。
きっと現代に琵琶法師が生きていたら、1日で読み終わるようなうすい薄い本を書き上げていたかもしれませんね(^∇^)w
日本語って美しい。
そしてBUDDHA2を観たくなってしまった…!!
シッダールタに会いたいよううう。
誰得日記でした^o^